面倒なことは忘れよう
ベッドでの快適な睡眠は必然的に余暇活動であります。
なぜなら、生活に不可欠の活動がみんな終わったあとではじめて楽しむことができるからです。
不可欠の活動には、食べ物や飲み水探し、こどもの世話、毛づくろい、交尾、その他生存に必要な仲問づきあいが含まれます。
明らかに、多くの動物は長いあいだ眠りますから、これらの大事な活動に1日の24時間をまるまる使うものではありません。
たいていの動物はかなり短い時間内になすべきことをすませることができます。
となるとたいへん重要な疑問、つまり動物たちは暇な時間に何をなすべきか、という問題が生じます。
さて、すべての種にとって生命活動の主要目標は、ひたすら次世代をつくるため生きつづけることであり、時間をもてあましている動物に役立つ最善の忠告は「面倒なことを締め出せ」ということです。
面倒なことを締め出すとは、ふつう何も見ずに静かにしていることを意味します。
とりもなおさず、これは睡眠本能がふだん実行していることなのです。