今も昔も同じ? その1
愛している者との別れはつらいですが、憎んでいる相手と毎日顔つきあわせて我慢しているのもまたつらいですよね。
愛別離苦は人びとの心の琴線をかきならすメロドラマの定石であり、多くの香り高い文学作品を生んできましたが、怨憎会苦はより散文的な現実の問題でした。
結婚するほとんどのカップルは、離婚が自分たちの問題になるとは思わないと言いますが、現実の嬉生活は、コト志と異なることもありました。
生活習慣の違い、お互いの相手に対する期待のズレ、「こんなはずじゃなかったのに」という失望の積み重ねは、相手への憎悪に結びつきます。
夫婦といっても、それぞれ個性ある他人。
意見の相違は避けられないのです。